消えた備品、深夜の外出…信頼が崩れた瞬間|身辺・素行調査

真面目な社員の残業が近頃多く、会社の備品が減っている。嫌な予感が頭をよぎった千葉県内の中小企業を経営する50代男性社長からの身辺・素行調査依頼。

調査で決定的な証拠を確保し、社員の処分よりも再発防止を優先し社内の信頼を取り戻しました。

「特定社員だけ残業が増えている…」

「会社の備品や保管金が届出もないのに減っている気がする」

社内での不審な変化は、時として会社の信用信頼を失墜させてしまう事態の始まりです。

社員を疑いたくない気持ちと、日々つのる疑念と苛立ち。証拠もなく問いただすこともできず、間違いだった場合の不安感もありモヤモヤした気持ちで日々経営をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、そんなモヤモヤした気持ちの中から真相究明のため動き出した、創業20年の50代男性社長からのご依頼です。

信頼していた社員の裏に何があるのか

千葉県内で中小企業を経営するご依頼者様(50代・創業20年・男性社長)は、会社の備品が無くなることと社員の行動に、苛立ちと不安をつのらせていました。

長時間残業と備品の消失

問題の社員Aさんは40代女性。入社10年目で勤務態度も良好で、上司からの信頼も厚い人物でした。

しかし、ここ数ヶ月で残業申請が急増。

「客先対応が長引いた」「資料を作成している」と説明する一方で、事務所内に設置している社内カメラには誰も居ない時間帯が続いていました。さらに、社内在庫の工具やパソコン周辺機器の減少も確認され、社内の不安は高まっていました。

むやみに問いただす前に事実確認を

依頼者である社長は、怒りよりも”確認したい”という想いが強くありました。

「彼女を疑うのは辛いが、このまま放置すれば会社全体の信頼が崩れる」

その言葉に私たちは慎重かつ冷静な素行調査の実施を約束しました。

プロの観察眼で見えない行動を追う

調査1日目:深夜の残業

万が一に備え、通用口のカードキーを社長より預かり閉店後の会社裏で張込みを開始。

勤務終了時刻を過ぎても退社しないAさんは深夜になり社用車で外出し、向かった先は千葉市内の貸倉庫。倉庫に入る際、社内で使用されていた備品と同型の工具箱を持ち込む様子を確認。倉庫前には他の車も駐車されており、短時間の物品受渡しが行われていました。

私たちは、その一部始終を証拠映像として記録し、この日の調査を終了しました。

調査2日目:もう一つの顔

この日も同様に張込みを開始。

この日は定時退社予定でしたが、Aさんは会社を出た後、スーツから作業着に着替え住宅街へ向かいました。複数の民家でエアコンや電気工事の補助作業をしており、報酬らしき現金を受け取る姿を確認しました。

のちの調査で、Aさんが「無届業者」として活動していたことが判明、さらに会社の工具等を私的に使用していた可能性が高いと判断されました。

調査3日目:貸倉庫の正体

3日目も夜間に貸倉庫へ。

今回は別の男性と大量の工具やパソコン周辺機器を運び出し、撮影をしている様子を確認。オークション用の撮影と思われ、のちの調査で間違いなくオークションに出品されていることを突き止めました。

撮影している様子、撮影されている物、オークションに出品されている物、消失した備品リスト全てを照らし合わせ会社備品と特定。決定的証拠として調査を終了しました。

事実を明らかにすることで組織を守る

報告書を提出後、ご依頼者様はAさんと社内面談を実施。

Aさんは事実内容を認め「生活費のために軽い気持ちで始めた」と告白しました。

ご依頼者様は感情的にならず、処分よりも再発防止を優先。防犯対策の見直しと社員教育の強化を行い、社内の信頼を取り戻す第一歩を踏み出しました。

ご依頼者様の声

社員を信じたいという気持ちと、会社を守らねばという責任感の間で葛藤していました。

シークレットシャドーさんは感情的にならず、常に冷静に対応してくださり経営者の立場を理解してくれたのが印象的でした。

調査結果はショックでしたが、今は早めに動いてよかったと思います。

まだまだ多忙な中、貴重なご感想をお寄せいただき、ありがとうございました。

真実を突き止めることは、自然と目を背けてきたことに正面から向き合ってしまいます。しかしそれは、選択しを増やし早急に次の一手を打つための武器となります。

もしあなたが今、苛立ちや不安をつのらせているのであれば、どうか私たちにご相談ください。シークレットシャドー千葉オフィスは、あなたの勇気に寄り添い、真実を明らかにするお手伝いをいたします。

シークレットシャドーを選んだ理由

「真実を知るためには探偵しかない」と考えインターネット検索をしていました。御社の代表が書いたブログ記事を読んで、地域密着で企業案件もこなしているなと思い連絡しました。

「提案内容と私の考えが合っていたので依頼した」という感じですかね。

私たちは、悩んでいる方々がいつでも頼れる、最も身近で信頼できる相談相手でありたいと考えております。

もしこの記事を読んで、同じように不安や苛立ちをつのらせている方がいらっしゃいましたら、どうかご安心ください。

私たちはあなたの声を決して無駄にはいたしません。まずはお話をお聞かせいただくことから、解決への道は始まります。