【裁判例あり】パパ活が“不倫認定”されたケースとセーフなケースの違い|総合探偵社シークレットシャドー千葉オフィス

目次
- はじめに:パパ活=不倫?その境界線を探る
- 法律で言う「不倫(不貞行為)」とは?
- 裁判で“不倫認定”されたパパ活の実例
- “不倫にならないパパ活”とは?
- 探偵の現場で見る“グレーゾーン”の実態
- パパ活が不倫とされたときのリスク
- 不倫・パパ活調査は“証拠”が命
- まとめ:境界線を越える前に
- 引用・参考文献
はじめに:パパ活=不倫?その境界線を探る
「パパ活は不倫になるの?」──この疑問は近年、急増しています。実際、探偵の現場でも「夫(妻)がパパ活をしているかもしれない」という相談は年々増えています。
とはいえ、すべてのパパ活が“不倫”と判断されるわけではありません。
この記事では、裁判例と法律に基づいて「不倫になるパパ活・ならないパパ活」の違いを分かりやすく解説します。

最近ではニュースになる事案も多く社会問題になっているね。推し活・パパ活から肉体関係に発展するパターン、初めから肉体関係が目的のパターンなど色々あるから、厄介だよ。
法律で言う「不倫(不貞行為)」とは?
民法第770条第1項第1号では、離婚原因の一つとして「配偶者に不貞な行為があったとき」と定めています。つまり、配偶者以外の異性と自由な意思で性的関係を持つことが「不貞行為」に該当します。
📖引用:民法(電子政府法令データ提供システム)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089
したがって、パパ活でも肉体関係が存在すると認められれば、不倫として法的に扱われる可能性が高いのです。
裁判で“不倫認定”されたパパ活の実例
実際の裁判では、「金銭の授受+肉体関係」が確認された場合に不貞行為と認定される傾向があります。
- ホテルでの宿泊・出入りの記録
- 性的内容を含むLINEやSNSのメッセージ
- 現金やプレゼントの授受履歴
これらの証拠が揃えば、「援助交際目的の性的関係」=不貞行為と判断されやすくなります。
裁判所は「恋愛感情」ではなく「性的関係の有無」で判断する点が重要です。
“不倫にならないパパ活”とは?
一方で、すべてのパパ活が不倫になるわけではありません。裁判上、不貞行為とされるには肉体関係の立証が不可欠です。
そのため、次のようなケースでは「不倫とは言えない」と判断される可能性があります。
- 食事や相談だけの関係
- 金銭の支援があっても性的関係がない
- 公共の場のみで会っている
📖参考:最高裁判所公式サイト
https://www.courts.go.jp/
つまり、「パパ活=即不倫」とは限らず、行為の内容が判断基準となります。
探偵の現場で見る“グレーゾーン”の実態
探偵調査の現場では、最初は「相談相手」や「食事だけ」の関係だったものが、次第に夜の密会やホテル出入りへと発展するケースが非常に多く見られます。
その変化を放置すると、慰謝料請求の対象になる可能性があります。
現場調査では、ホテル出入り写真やLINE履歴が「決定的証拠」となることもあります。
パパ活が不倫とされたときのリスク
パパ活が不倫認定された場合、以下のようなリスクが生じます。
- 慰謝料請求(50万円〜300万円前後)
- 不貞行為を理由とした離婚請求
- 社会的信用の失墜・職場への影響
📖参考:法務省「離婚と慰謝料について」
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji08.html
探偵として現場を見ていると、「軽い気持ちのパパ活」が人生を大きく変えてしまうケースも少なくありません。
不倫・パパ活調査は“証拠”が命
法的に不貞行為を立証するためには、「性的関係があったこと」を示す客観的な証拠が必要です。
- ホテル出入りの写真
- 滞在時間やスケジュール記録
- メッセージや通話履歴
総合探偵社シークレットシャドー千葉オフィスでは、裁判で使えるレベルの証拠を確実に収集・整理し、弁護士との連携も可能です。
まとめ:境界線を越える前に
パパ活は不倫と紙一重。一線を越えた瞬間に「不貞行為」として認定されるリスクがあります。
「パートナーがパパ活をしているかもしれない」「自分の行動が不倫になるのか不安」——そんな時は、早めの専門家相談をおすすめします。
総合探偵社シークレットシャドー千葉オフィスでは、
- 不倫・パパ活の実態調査
- 弁護士連携による法的サポート
- 再発防止カウンセリング
を通じて、依頼者の安心をサポートしています。

兎にも角にも、こういった行為は家庭を崩壊させてしまう、絶対に許せない行為。やった本人は何とも思ってないかもだけど、やられた側や子ども達の気持ちを十分に理解してほしいものです。
📍まとめポイント
- 肉体関係があればパパ活でも不倫認定される可能性がある
- 食事や相談だけなら「不貞行為」には該当しない
- 慰謝料請求には証拠が必須
- トラブル回避には早めの専門家相談が重要
引用・参考文献
- 民法 第770条(離婚原因)|e-Gov法令検索
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089 - 法務省:離婚と慰謝料に関する説明
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji08.html - 最高裁判所公式サイト
https://www.courts.go.jp/

